ひとつひとつの道具の使いやすい形と大きさにこだわりました。
並べたとき美しいよう質と素材をそろえてみましょう |
キッチンは毎日使う場所ですから、快適で使い勝手の良い収納が第一です!
1.キッチン用品の充実
本格的に自炊する人や、初めて料理に挑戦する人のために、通常の調理器具に加え、ボウルやザル、計量スプーン、皮むき機、菜箸などを備品として設置すればなおさら快適です
高いところにある戸棚、大きすぎる引き出しなども、小さな「引き出し」を作ってあげて、そこに用途の同じものを縦に並べることで、すっきりと使いやすく実用的なキッチン収納ができると思います。
レンジ台の上においてあるこちらのカゴには、毎日使う布巾やタオル、ランチョンマットなどの布製品をたたんで縦収納。使うときは手前から取り、洗濯をしたきれいなものは奥側に入れることで、ローテーションしていつも清潔なものを使うことができます。
炊飯ジャーを載せているワゴンの下にもカゴ型の引き出しがふたつあれば、ここも「引き出し+縦収納」でよく使うものをまとめて入れています。
大容量の引き出しは、その引き出しの中がゴチャつきやすいので、空き箱や100円ショップの小カゴを使って仕切りを設けます。
(空き箱は、栄養ドリンクなどが10本入っていた箱に包装紙を貼り付けて使っています。大きさが手ごろで高さもあるうえ、丈夫なので重宝します。
ポイントは、「何が入っているかわからないようにしてしまわないこと」。何が入っているか分からないスペースは、どんどん不要なものがたまってゴチャゴチャになり、使いにくくなってしまいますし、せっかく買ったもの
がうっかり賞味期限切れ…なんてことにもなりかねませんものね。
「引き出し+縦収納」はゴチャつきやすいキッチンスペースにぴったりで、整理が苦手な私にも続けられる収納術です。
キッチンだけでなく生活する場所の全域のテーマが
■出さない収納とにかく気軽に掃除できる場所を作ることなのです。
その事をいつも頭においておき、とにかく1分で掃除できる状態にしておくことが大切だと思います。
用途が近いものをグループにしボックスにいれて収納しています。
■グループ収納
物を探す手間が省けることが便利だった為、冷蔵庫以外でもすべてグループ収納にし、探しやすく 掃除しやすいキッチン収納にしています。
●カウンターや、作業台に物を置かないシステムを作る。
●物を取り出しやすいシステム
●家電製品の置き場を確保する。
●見せない収納
以上上手に収納が出来る秘訣です。
シンク・調理台のお掃除
ステンレスやホーローのシンクは、使っているうちに、くもって輝きがなくなってきます。このくもりの原因は、水に含まれる塩素イオンで、これがだんだんたまって、くもってきます。
日常のお手入れは、台所用洗剤で、汚れてきたらクリームクレンザーで磨くとすっきりキレイになります。シンクをピカピカに保つコツは、夕食の食器洗いが済んだら、乾いた布で水滴を拭き取っておくことです。調理台・カウンタートップの白い人造大理石等の場合、日常のお手入れは、スポンジや布に台所用洗剤をつけてまめに掃除することです。
黒ずんできたり、汚れてきたら、歯ブラシなどにクリームクレンザーをつけて、円を描くように擦るとキレイになります。シミ等ができた場合は、耐水サンドペーパーの1500番に、水と手を洗う固形石けんをつけて擦れば、ほとんどのものはキレイになります。(但し、カウンターに凹凸のある物やツヤ消しの場合は使えません)
蛇口をキレイにする方法は
スポンジや布に台所用洗剤をつけて洗い、水洗いの後、乾いた布で拭きあげます。汚れが目立ってきたら、クリームクレンザーを歯ブラシや水で絞ったストッキングにつけて擦ると、細かい部分や入り組んだ部分も楽に磨けます。汚れが落ちたら、水洗いし最後はから拭きして下さい。
しつこい油汚れがついてしまった時の掃除方法をご紹介します。
■ 軽い油汚れの場合
水拭きでも大丈夫ですが、すっきりしない場合は熱いお湯で拭けば、かなり落ちます。但し、毎日は無理でも1週間に1回は、実行して下さい。台所用洗剤や住まいの洗剤を使えばより簡単に落ちます。
■ 中位の油汚れの場合
少し落ちにくくなった場合は、弱アルカリ性の洗剤クリームクレンザーがお勧めです。ボロ布やストッキングを少しぬらして絞り、クリームクレンザーをつけて擦れば、大体の汚れは落とす事ができます。
■ ひどい油汚れの場合
ひどい油汚れは、湿布するのが一番ですが、その前に割りばしやヘラ等で、ある程度削り落としておく事がポイントです。その後、油汚れ用洗剤をスプレーし、ティッシュペーパーやキッチンタオルを張り付け、再度その上から油汚れ用洗剤をスプレーします。ラップを張り付ける方が洗剤の量も少なくてすみ、又、乾きにくいのでお勧めです。汚れが充分ゆるんだら、拭きとって、最後は必ず水拭きします。
●ガスレンジに油汚れがついた場合
汚れを湯でふやかして、液体クレンザーをつけブラシでこするか、弱アルカリ性洗剤をぬって油をうかしてからぞうきんで拭き取ります。
●タイル壁に油汚れがついた場合
1.壁に弱アルカリ性洗剤を噴霧すると発泡するので、4〜5分間そのままにしておきます(イラスト1)。油汚れがひどい場合は、噴霧したあとペーパータオルをその上に貼り、もう一度噴霧し、5分間位湿布をするとより効果があります。
2.油汚れが浮いてきたら、熱めの湯を絞ったぞうきんで拭き取ります。拭き取る際、目地には汚れをつけないよう注意して下さい。
3.目地の汚れは古歯ブラシにクリームクレンザーをつけて軽くこすり落とします。
4.それでも取れないときは、塩素系漂白剤を薄めて綿棒でぬり、良く水拭きして下さい。なお、アルカリ性洗剤を使う時は、必ずビニール手袋を使いましょう。また塩素系漂白剤は有毒ガスが発生するので、酸性洗剤等とは絶対にまぜないで下さい。
●ステンレス壁に油汚れがついた場合
1.スポンジにクリームクレンザーをつけてこするか、または弱アルカリ性洗剤をぬります。
2.水分が残らないようによく拭き取ります。水滴が残ると水じみの原因になることがありますので、気を付けましょう。
以上洗剤を使用した清掃法を説明しましたが、洗剤ではありませんがメラミン樹脂製のスポンジが汚れ落としには便利です。このスポンジは、水をつけて汚れをこすり落とすので、広い面を清掃するには時間がかかりますが、がんこな油汚れや洗剤では落ちにくい汚れ落としにはとても有効です。ただし、使用する相手の材質によっては、表面に細いキズがつくので注意して下さい。
ガスレンジの油汚れを予防するには、粘着剤つきのアルミシートを貼ると良いでしょう。また、壁の汚れ予防にはアルミシート、ステンレスシート、汚れ防止用フィルムや難燃性のプラスチックタイルなどがあり、色や柄も多彩ですのでこれらを使用するのも良いでしょう。これらのシートは汚れたら貼り替えれば清掃が簡単です
ガスレンジの焦げ付き汚れは
ガスレンジの五徳は、ふきこぼれ等、いろいろな汚れがつき、それが焼きついて真っ黒にこびりつきます。これも浸けおき洗いをしますが、お湯が冷めてしまうためほとんど落ちません。
もしご家庭に大きい鍋があれば、その中に五徳を入れ、重曹で煮て、焦げがやわらかくなったら、スチールウールで擦り取ると、とてもキレイになります。但し、やけどに注意して下さいネ。
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